平成27年1月5日 市長年頭挨拶


 

 職員の皆さん、そして来庁中の市民の皆さん、新年あけましておめでとうございます。希望に満ちた平成27年(2015年)の新春を、ご家族お揃いで健やかにお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 元旦午後は、少し雪が舞っていましたが、2日、3日、4日、そして本日も好天に恵まれ、連日、富士山を拝することができました。初詣や箱根駅伝も楽しまれたことと思います。平穏な1年のスタートでした。

 職員の皆さんは、この年末年始の9日間、仕事の都合でカレンダー通りには休めなかった部署もありましたが、どの様に過ごされたでしょうか。家族サービスはできましたでしょうか、また、リフレッシュすることができたでしょうか。今後への仕事に生かしてください。

 私の年末は、30日夜中まで、市民が安心して新年を迎えられるようにと、歳末特別警戒をする消防団員に感謝と激励のため各分団を訪れました。また、迎えた元旦は、朝から公務と例年通りのスケジュールを消化し、その中で、昨年1年を振り返り、市政の課題解決に向け決意も新たに身の引き締まる思いで新しい年を迎えました。

 昨年は、異常気象による自然災害が全国各地で発生し、多くの被害をもたらしました。幸い小金井市においては大きな被害はありませんでしたが、常に備えていなければならないと思っております。

 残念だったのは、第二庁舎取得の補正予算を撤回したことです。これで最重要課題のひとつであるリース庁舎が解消できると職員の皆さんが一丸となり、がんばってくれたにもかかわらず、私の力不足から市議会の理解が得られなかったことは大変申し訳なく残念であります。

 一方、本市の長年の課題である燃やすごみの処理については、副市長はじめ、職員の皆さんの努力により大きな進展がありました。昨年12月、日野市、国分寺市と本市の3市での共同処理に向けての規約が3市の市議会において可決され、本年7月1日、一部事務組合「浅川清流環境組合」が設立されることになります。まだまだ課題はありますが、設立に向け、引き続き、本市の果たすべき役割や責任を果たしてまいります。また、処理施設周辺にお住まいの方々のご理解を完全に得るに至っておりません。そのことも自覚しなければなりません。

 新処理施設の稼動は、平成31年中の予定です。それまでの間、継続して広域支援をお願いしなければなりません。平成26年度は、稲城市・狛江市・府中市・国立市で構成される多摩川衛生組合をはじめ、国分寺市、昭島市、そして、青梅市・福生市・羽村市・瑞穂町で構成される西多摩衛生組合のご支援により、本市の燃やすごみは、滞りなく処理されていることに処理施設周辺にお住まいの方々並びに関係者の方々に感謝申しあげる次第です。

 職員の皆さんには、ごみ問題が、このような状況にあることを十分に理解し、市政執行にあたっていただきたいと思います。

 本年は、戦後70年の節目の年になります。戦後生まれの人は80%を超え、戦争を体験した人は限られ、戦争の悲惨さが風化されつつあります。平和の尊さ、戦争の悲惨さを次の世代にきちんと伝えていかなければなりません。そのため、3月10日を「小金井平和の日」と定めたことは、大変意義あるものです。平和の日のイベントは3月7日を予定しています。改めてご案内しますので、皆さんも積極的に参加してくださるようお願いします。

 また、常々申し上げているとおり、市民の健康寿命の延伸も大きな課題です。そのための「チャレンジデー」を実施するなどの施策を進めてまいります。

 まちづくりは、都市計画事業を中心に職員の皆さんの努力で、着々と進捗しています。駅周辺の整備も進み、久しぶりに小金井を訪れた人にとっては、その変わり様に驚かれることもあります。

 私たち、市政を執行するものとして、小金井市の将来に向けての責任を果たしていかなければなりません。

 武蔵小金井駅南口第二地区の再開発も大きく第一歩を踏み出しました。地域の活性化や、税収構造を変えていくためにも、全力で取り組んでまいります。

 税収が伸びない中、扶助費は増える一方であり、平成27年度の予算編成も、引き続き、大変厳しい状況にあります。本市においては、再開発事業、新庁舎建設問題等の大きな課題があり、また、待機児童の解消、少子高齢対策等も進めていかなければなりません。こうした課題を解決していくには、限られた財源を、いかに効率よく活用していくかが大変重要です。

 このような状況を職員一人ひとりが自覚し、財政再建に向け何ができるかを改めて考えるとともに、よりいっそうの市民サービスの向上に努めていただきたいと思います。

 私も、市政の課題解決に向け、引き続き全力で取り組んでまいりますので、職員の皆さんも課題を先送りすることなく、一歩ずつ前倒しで進めていくようお願いいたします。職員の皆さんには、与えられた職場、与えられた仕事に積極的に取り組んでいただくようお願いいたします。

 また、ワークライフバランスのための時間外の抑制は、当初の目的を達成する見込みですが、一人ひとりが時間外抑制を念頭に業務の効率化を図ってくださるようお願いいたします。

 さらに、仕事に当たっては、常に目標を持って取り組んでください。

 結びに、本年が小金井市のさらなる発展と、市民そして職員の皆さんにとっても素晴らしい年となることを祈念し、年頭の挨拶とします。

 本年も、健康に留意して頑張りましょう。

平成26年9月1日 市長による職員向け庁内放送


 

職員の皆さん、おはようございます。市長の稲葉です。

今日から9月がスタートしました。また、市議会第3回定例会も今日開会します。決算審査もあることから、10月3日までの長丁場となりますが、よろしくお願いいたします。

今年の夏は、大型台風や記録的な豪雨により、全国各地に大きな被害をもたらしました。そして、多くの方が犠牲となりました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を願っています。

幸いにして小金井市は、比較的災害に強く特段の被害はありませんでしたが、常に備えておく必要を感じます。また、危険地域が発生したら、その対応も考えていかなければなりません。

9月のスタートに当たって、職員の皆さんに3つのお願いをさせていただきます。一つは、時間外勤務の抑制です。職員の皆さんの健康管理やワークライフバランスの観点からも、時間外勤務の抑制をお願いしているところですが、改めてお願いします。昨年度は13%減の10万時間をめざしましたが、残念ながら僅か4%減にとどまりました。どこまでこの目標が徹底されていたかですが、本年度は10%減10万時間以下を目標としており、現在、目標に沿った形で推移しているところであります。現実に仕事がある以上、時間外勤務もせざるを得ないのは分かりますが、事務執行の改善をするなど、効率化を図ってください。職員一人ひとりが、時間外勤務の抑制に積極的に取り組んでくれることを願います。

次は、喫煙についてのお願いです。現時点で、勤務時間中の禁煙については考えていませんが、健康のための禁煙をおすすめいたします。市民からの声もあり、喫煙のため仕事から離れるのはいかがかとの思いは、私にもあります。できるだけ喫煙は勤務時間外に、そして、喫煙回数・喫煙時間をできるだけ減らすよう強くお願いするところであります。

3点目は、所用等で自席を離れるときには行き先と所用の時間を周辺の職員に必ず伝えて離席するようにお願いします。どこに行っているのか・いつ帰るのか分からないという状況にはならないように徹底してください。

改めて、時間外勤務の抑制、勤務時間中の喫煙の抑制、そして、離席の際の行き先と時間を告げる事の励行をお願いいたします。

最後になりますが、9月を迎え涼しくなってきましたが、暑かった夏の疲れを残さずリフレッシュして仕事に取り組むようお願いします。

以上です。

平成26年7月2日 市長による職員向け庁内放送


 

市長の稲葉です。

まず、お知らせいたします。本日は、一斉退庁日です。ワーク・ライフ・バランスの充実を図るため、計画的に業務を進め、定時に退庁しましょう。

さて、今日は職員の人材育成についてお話しさせていただきます。

市民の期待に応え、高度化・複雑化する行政課題に対し、限られた財源を有効に活用し、かつ少数精鋭により最大の効果を上げるべく効果的・効率的な行政運営が求められています。このような要請に応えるためには、職員の皆さん一人ひとりのスキルアップが必要です。

そのためには、市政を担うすべての職員が、この分権時代を、情熱と高い志を持って、今まで以上に職員自らが自己能力を高め、「有言実行」で持てる力を十分に発揮し、失敗を恐れず果敢にチャレンジする職員であって欲しいと思います。また、職員の仕事に対する意欲を活かし、本市の抱える行政課題に的確に対処しつつ、危機的な財政状況を打開するような一騎当千の人材を育てていく、言い換えれば、そのような人材が育つような仕組みづくりが組織にとって大変重要であり、市政推進の要であると考えます。

そこで、平成19年度に小金井市人材育成基本方針を策定し、小金井市が求める職員の育成のために、「意欲を高める人事制度づくり」「人を育てる職場環境づくり」「実践的な職員研修制度づくり」を進めることとしました。また、計画期間を平成21年度から25年度までとする小金井市人材育成基本方針実施計画を策定し、人材育成に係る各種取組を推進した結果、人事制度改革は一定の取組成果があったところです。しかし、その一方で、平成24年度の「小金井市行政診断報告書」において、喫緊の課題である行財政改革や、市政課題に対する理解の不足、取組不足がアンケート結果として挙げられており、更なる人材育成の取り組みが必要です。

そこで、実施計画の終了を機に、新たに第2次小金井市人材育成基本方針を策定しました。人材育成に関する基本的な考え方を示すとともに、これまでの人材育成の取組状況等を踏まえ、平成30年度までの人材育成における具体的な取組を盛り込んだものとなっています。

先週、全職員に対し、この第2次小金井市人材育成基本方針を配布しております。小金井市の職員全員が理解し、実践しなければならないものですので、職員の皆さんは、まず熟読し内容の理解に努めていただきたいと思います。

人こそが組織運営にとって最も重要な財産です。今後、職員の皆さんには、この人材育成基本方針に基づき自己研鑽に努めてください。当市の職員としての誇りを持ち、市民の喜びを自らの喜びとし、いきいきと輝いてほしいと思います。そして、第4次小金井市基本構想における将来像「みどりが萌える・子どもが育つ・きずなを結ぶ 小金井市」の実現に向け、共に力を合わせて頑張りましょう。

明日の小金井を、あなたのチカラで築くのです。

繰り返しになりますが、本日は、一斉退庁日です。ワーク・ライフ・バランスの充実を図るため、計画的に業務を進め、定時に退庁しましょう。

以上です。

平成25年11月18日 市長による職員向け庁内放送


 

職員の皆さん、おはようございます。市長の稲葉です。

すがすがしい空気の中、小金井公園の木々も色づき始め、朝夕は冬の訪れを感じる季節となりました。

先月は、スポーツ祭東京2013や市制施行55周年記念事業など大きな行事を進めながら、同時並行で決算審査を含む第3回定例会も開催されるなど、盛りだくさんの内容でした。それぞれに協力をいただき、結果を出すことができました。職員の皆さんに感謝したいと思います。

さて、先週の月曜日には、第3回定例会で新たに設置された行財政改革調査特別委員会が開催されました。市議会でも時間外勤務の削減など、行財政改革に大きな期待が高まっており、これから本格的に議論されることを踏まえ、職員の皆さんには、もう一度、行革の必要性について考えていただきたいと思っています。

これまでの繰り返しになりますが、行革は手段であり目的ではありません。目的はあくまで市民サービスの向上です。現在、来年度の予算編成に向け、担当課を中心に査定を進めている段階ですが、相当、困難な作業になると感じています。

事業を実施するには、必ず財源が必要であり、その多くは市民の方々の貴重な税金により支えられていることを忘れてはなりません。皆さんの日々の業務の中でも、当初の目的を達した事業や改善の余地がある事業は必ずある筈です。

ただ漫然と前年踏襲という予算要求はないと思いますが、今一度、新たな視点で点検して欲しいと思います。

また、今年度の予算執行についても、事業手法や予算の執行方法を見直すなど、少しでも多く不用額を翌年度へ繰り越せるよう、積極的に経費の縮減に努めて欲しいと思っています。

職員は、「全体の奉仕者」であるとともに、行財政改革の実践者でもあることをもう一度考えていただき、仕事に取り組んでください。

今こそ、更なる行革が求められています。明るい未来を思いながら、一緒に汗を掻いていきましょう。

これから日ごとに寒くなってまいります。職員の皆さんも体調管理には十分注意してください。

終わります。

平成25年9月18日 市長による職員向け庁内放送


 

職員の皆さんおはようございます。市長の稲葉です。

9月8日午前5時過ぎ、地球の裏側ブエノスアイレスから、7年後の2020年開催の夏季オリンピック、パラリンピックの開催地が東京に決定したとの朗報が届きました。イスタンブール、マドリードの強豪を退けての決定です。私は、東京商工会議所での「開催場所決定を迎える会」に参加していました。会場の大スクリーンに映し出されたジャック・ロゲIOC会長が手にするボードに書かれた開催地名を読み上げる瞬間、会場は水を打ったように静まり、そして、「トーキョー」と発した瞬間、満場総立ちとなり両手を天に突き上げ、会場全体は大歓声とともに歓喜の渦に包まれ、鳥肌が立つ思いでした。全国各地、至る所で同様の光景だったと思います。2020年は、まだまだ先のことですが、子どもにも大人にも誰にも夢と希望を与える決定でした。日本が元気を取り戻し、期待される日本経済にも好影響を与えることでしょう。

国体の開催が直前に迫ってまいりました。小金井市では、弓道、バスケットボールの2競技が行われます。生涯学習課を中心に、多くの市民や職員のボランティアの皆さんとともに大会が無事成功するよう、全職員が力をあわせて取り組むことを重ねてお願いします。事前の準備を怠りなく、着実に、そして、全国各地からのアスリートや関係者、愛好者の方々を小金井市で競技や観戦ができて良かったと思い、また、言っていただけるよう、おもてなしの心を持ってお迎えしましょう。

さて、開会中の9月議会において、小金井市の財政が危機的財政状況にあり、行財政改革の必要を議会に説明しております。議会では「職員の意識改革をどの様に進めるか」との質問もいただいているところです。

本年3月、民間第三者機関による行政診断報告書が提出されました。これは、「更なる改革に向けた9の提言」と題して、様々な改善策が短期的な取組、中・長期的な取組として提起されております。これらを行政執行の参考にしていくことになります。

この行政診断を行うに当たって、昨年10月、716人の正規職員及び再任用職員を対象に、アンケート調査が行われました。このアンケートでは、「これまでの行財政改革の取組について、自分でどの程度理解しているか」との問いに対して「全く理解していない」が4.7%、「あまり理解していない」が44.7%、合計で49.4%、つまり約半分の職員が、行財政改革の取組について「理解していない」という結果となっています。

また、「行財政改革の取組について、自分自身で取り組んだ実績はあるか」との問いに対しては「取り組んだことはない」が69.9%で、約7割の職員が、取組実績がないと回答し、その理由は、「行財政改革の取組に関係する事務事業を担当したことがない」が57.3%であるほか、「そもそも行財政改革のことは良くわからない」と22.8%の職員が答えています。私は、職員の皆さんの行財政改革に対する意識の低さに驚愕するとともに、改めて意識改革の必要性を痛感しています。私自身も、市長として職員に市政の現状を伝えきれていなかったことを強く反省しているところであります。

この間、市としては、平成9年、平成14年、そして平成22年と3次にわたり行財政改革大綱を策定し、厳しい財政状況を改善するため努力してきました。しかし、アンケートの結果を見ると、庁内の一部で空回りしていたのではないかと改めて反省するところです。

重ねて職員の皆さんにお願いします。今、小金井市の財政は危機的状況にあり、行財政改革の必要に迫られています。行革は、目的ではなく手段です。目的は、市民サービスの向上です。職員一人ひとりが「事業の目的は何か」「他の方法はないか」「このやり方がベストか」等々、徹底的なコスト意識を持ち、広い視野のもと、これまで以上の自覚と責任を持って仕事に取り組んでください。

私たちは、市民からお預かりした貴重な税金をいかに効率的に使うかを常に考え行動しなければなりません。「最小の経費で最大の効果を上げる」ことが、私たちに課せられた義務でもあります。

市の多くの事業は、市民の貴重な税金を財源に成り立っています。その税金を無駄なく効率的に使うこと、また、職員は、1日1日を無駄なく効率的に使い、市民満足度につなげてください。

市民の方々が何を望んでいるのかを常に念頭に仕事をすること、そして、市民の喜びを自らの喜びにできるようにしてください。接遇はスマイル、仕事はスピード、そして、経費節減のセービングの小金井推進3Sで頑張りましょう。

今日は、小金井市の財政が危機的状況にあることを理解していただくため報告しました。

最後になりますが、充実したワーク・ライフバランスを期待します。終わります。