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【12年間、仕事に全力】

 市議会6月定例会で武井正明議員の一般質問に、私の「平成22年度の稼働日数調」が資料として市から提出されました。
 これによりますと、1年365日の内、平日の開庁日は244日で、私の稼働日数は239日で休みは5日間、土日祝日等の役所の閉庁日は121日でしたが113日稼働し、休みは8日間で、合わせて年間13日間が私の休みだったようです。その内の8日間は夏休みをもらい、国際携帯電話で連絡をとりながらトルコ旅行をしたもので、それを除くと1年間の休みは閉庁日の3日程度になります。記憶にあるのは、1月3日、5月のゴールデンウィークの1日、それと、12月31日になります。12年間この様な生活をしてきたことに、改めて良く働いたとの思いです。
 開庁日の239日には議会への出席が117日あります。議会日は議会に出席し、当然、通常業務もこなすことになります。他市等との交渉は相手市の理解をいただき、議会に影響を与えない朝か夜に行ってきました。
 仕事を辛いと思ったことはありません。仕事をしていることが楽しく、仕事が増えるほど元気になり、困難なほどやる気になりました。部課長が深刻な顔付きで「相談があります、実は…」と切り出したときは、いよいよ俺の出番だなと嬉しく思ったものです。大久保副市長からはいつも「自分たちで解決させなければ駄目ですよ」と言われ、「そうですね」と答えながらも、課題解決に向けて頭を巡らしていました。
 書類の決済をする暇もなく、面倒なのは土日に出勤して、まとめて決済していました。
 仕事が好きで、空腹、寒さ、そして睡眠不足にも強く、土日も分かたず働く私と、仕事を供にした理事者をはじめ職員には、大変な迷惑をかけたことだろうと思っています。

さくら通信 平成23年6月20日


【東京都市長OB会】

 東京都の市長経験者による東京都市長経験者懇話会(東京都市長OB会)の総会が、14日ザ・クレストホテル立川で開かれました。会員は42名で19名が出席しました。
 当初、予定があったことや気が乗らないこともあり、総会への出席をお断りしたのですが、考えてみれば小金井市が、そして私が公私にわたり大変お世話になった方々の集まりだと思い直して、急遽出席しました。
 型通りの総会の後、懇親会に移り、私のテーブルは大久保慎七さんと、府中市の吉野和男さん、調布市の金子佐一郎さん、吉尾勝征さん、福生市の石川弥八郎さん、野澤久人さん、清瀬市の星野繁さん、多摩市の白井千秋さん、そして、稲城市の石川良一さんと同じテーブルになりました。どなたも、私がお世話になった方々で、話の中心は専ら小金井市であり、二枚橋焼却場でした。久し振りにお会いした諸先輩に元気をいただいた1日でした。

さくら通信 平成23年6月16日


【稲葉市政、賃貸庁舎18年間48億円のムダは正確か】

 佐藤和雄市長は6月15日の市報に、「選挙公報等において、『4年間で20億円のごみ処理費用』を『ムダ使い』と記述した点については、誠に不適切であり、心から謝罪を申し上げ、撤回いたしました。」との趣旨の文章を掲載しました。選挙公報等に掲載した文章が選挙直後に撤回するということが出来るのかどうか分かりません。1〜2年努力したが無理でした、と言うなら分かるような気がしないでもないのですが。いかがでしょうか。
 また、この選挙公報でのごみ処理20億円のムダ使いと同様に、「稲葉市政のムダ使い、賃貸庁舎18年間48億円」とあります。しかし、私の市長としての任期は12年間であり、18年間というのは事実と違います。誤りです。また、当初は10年契約ですので平成14年までは、契約通り履行する以外の方策はなかったと思います。
 この選挙公報には、4期16年多選はNO!とも書かれており、これは4期目を目指し実現すれば16年になる私のことを言っているのではないかと思われます。そうだとすればなおさら、「稲葉市政のムダ使い、賃貸庁舎18年間48億円」は事実に反し、何らかの対応が必要ではないでしょうか。
 また、予算執行に当たっては常に議会の議決をいただいています。これをムダ使いとするならば、議会はムダ使いを議決したことにもなります。
 佐藤市長も任期中は賃貸庁舎を継続していくようですが、これはムダの継続とはならないのでしょうか。はなはだもって疑問です。

さくら通信 平成23年6月14日


【謝罪と撤回】

 6月15日の市報こがねいの3面に、佐藤市長名で「選挙公報等でのごみ問題に係る記述について(謝罪と撤回)」という標題で「6月1日に表明した施政方針に係る本会議の質疑の中で、私が選挙公報等において『4年間で20億円のごみ処理費用』を『ムダ使い』と記述した点について謝罪を申し上げました。
 この表現につきましては誠に不適切であり、心から謝罪を申し上げ、撤回いたしました。」とあります。
 これは、6月1日の施政方針に対する質疑の答弁で、非常に重要な発言であり、議会の意見により市報への掲載になったようです。
 「ごみ処理、4年間で20億円のムダ使い」は、広域支援をしてくれた市、一部事務組合には、衝撃を与えることになりました。各市の市長、一部組合の管理者には、小金井市のごみを受け入れるためには、議会、市民そして地元住民のご理解をいただく必要があり、大変なご苦労をなさってきました。地元説明会には、地元市長とともに私も出席することもありました。当然厳しいご質問やご意見をいただくことになります。「困っているときはお互い様です。明日は我が身なのです。小金井のごみの受け入れを認めてほしい」と説明して、それらを乗り越えて来ました。それが、「ムダ使い」との発言になれば、広域支援先の反応は推して知るべしです。
 私は市の部長会等で、広域支援をしてくれている市の職員には、職務に関係なく「ごみ処理でお世話になっています」と言うように指示してきました。そのような中で、市長・副市長同士、担当職員同士の信頼関係が醸成されてきたと思っています。
 各市の市長から、20億円のムダ使いや、非焼却について問われますが、私が答えるのは適切でないと申し上げています。ただ、小金井市民が安定した生活ができるようご協力をお願いします、と申し上げていますが、期待した回答にはなっていません。
 今回の発言や市報掲載は広域支援先へのメッセージにはなったと思いますが、市民にはもっと丁寧な説明が必要ではないかと思います。

さくら通信 平成23年6月13日


【市政報告会(その2)】

 6月1日から貸し出した市民交流センターは多くの市民が使い出しましたが、大ホールの場合は事前の準備が必要であることなどから、4日(土)午後2時からの私たちの市政報告会が、記念すべき第1号となりました。  型通り、後援会長・大久保慎七元市長の挨拶、来賓としてお招きした作家の林望さんと友人の前衆議院議員の土屋正忠さんにご挨拶をいただきました。
 林望先生の挨拶が始まった時「会場に入れない方々が受付の周辺に大勢いらっしゃるので、本人から説明しお詫びをしてほしい」とのメモを渡されました。私は報告会を中座し、会場に入れない50人くらいの方々にお詫びをさせていただきました。また、ロビーでモニターを見ている方々にもお詫びして会場に戻りました。
 落選した私を励まそうと、わざわざ会場まで来ていただいたにもかかわらず、満席のため、1階や3階受付でお帰りになられた方々にもお詫び申し上げます。
 報告会終了後、大勢の方々から、素晴らしいホール、素晴らしい音響、素晴らしい演奏、そして素晴らしい報告会だったとお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。

さくら通信 平成23年6月12日


【交流センターお茶席開き】

 小金井市民交流センターの開館を記念した、第4回こがねい茶会が6月8日、センター地下和室で開催されました。主催は小金井文化連盟茶道部でした。
 当初、交流センターには和室の計画はなかったのですが、公会堂には和室があったことなどから、設計を変更し会議室兼用の茶室を設置したものです。
 8日のお茶会は交流センターとすれば、お茶席開きになるものと思われます。私もお招きをいただき、第一席の正客としてまず濃茶を続いて薄茶をいただきました。また、この席の茶道具は各先生方の持ち寄りで、全てが初使いとなりました。席主も感激で涙しながらの挨拶となりました。
 茶道に関係する方々にとっては、小さいながらも大きな拠点ができたと思います。

さくら通信 平成23年6月11日


【新庁舎への移転日を設定】

 市は、6月1日付け市報こがねいで、新庁舎への移転を「平成27年12月末まで」とする内容の計画を発表しました。佐藤市長の選挙公報等でも、リース庁舎早期解消を主張していただけに、スケジュールの発表は意義あるものと考えます。
 私は、リース庁舎を適正な金額で借り、適正に使用することがムダとは考えていません。しかし、庁舎建設場所はすでに蛇の目跡地に決定しており、建設のための条件さえ整えられれば、リース庁舎の早期解消を進めていくのは当然です。
 しかし、肝心な事業費、財源計、具体的な庁舎機能、および建設スケジュールが後回しになったことは問題です。本来であれば財政計画や建設スケジュール等が先になり、総合的に判断し完成次期が明示するものですが、これは、市長の強い意志の表れを示したものかと思います。
 いくつかの課題もあります。
 (1)耐震診断の結果に基づく福祉会館の建て替え等や、市民要望の多様化する中で、市民サービスに影響を与えず財政計画が立てられるか。
 (2)今後、30年50年と使う庁舎として、計画段階での市民参加の時間は十分あるのか。
 (3)庁舎建設予定地にあるリサイクル作業所等の移転先をどこにするか。
 (4)リース庁舎を返還に当っての現状回復はどうなるのか。
 (5)リース庁舎の2年更新の内諾は得られているのか。等々です。
 市報では、「新庁舎予定地には、新庁舎や新庁舎以外の敷地に導入可能な市民サービス機能等総合利用に関する素案を庁内で検討します」とありますが、庁舎以外の公共施設も考えるとなると、建設スケジュールはかなり厳しいものになるのではと思われます。

さくら通信 平成23年6月10日


【市政報告会(その1)】

 市政報告会を、6月4日(土)午後2時から市民交流センターの大ホールで開催しました。
 準備の段階から比較的反応がいいとはいえ、敗戦後の報告会でもあり、300人くらい入っていただければ格好が付くと思っていましたが、報告会が近付くにつれ出席の回答が激励と慰めの挨拶とともに増え、定員の578人を大幅に超してしまい緊張の連続でした。
 そこで、問い合わせ等に対しては、満席であり参加をお断りさせていただき、親しい知人には満席で入れないので遠慮してほしいとお願いもしました。
 当日は、事前申込のない方はご遠慮ください、の貼り紙もさせていただきました。早めに来られたご高齢の方や障がいのある方を、長くお待たせすることに心苦しい思いでした。1時半に開場すると瞬く間に満席になり受付を中止し、3階ロビーでモニターを見てもらうために椅子を50脚用意しましたが、これでも収まらず、受付周辺で音声だけに耳を傾ける人、仕方なくお帰りになる方々も多数出てしまいました。想定外とはいえ大変ご迷惑をお掛けしたことに対し、たいへん申し訳なく心からお詫び申し上げます。

さくら通信 平成23年6月9日


【公約の一部を撤回し陳謝】

 佐藤市長は4月27日の初登庁の職員に向けての挨拶で、「私は、公約を実現するためにここに来ました。是非一緒に実現しましょう」と言われたと報じられています。しかし、その日の記者会見で、「ごみ処理、4年間で20億円のムダ使い」とした市長選挙の公報について、「可燃ごみを処理してもらっている自治体に不愉快な思いをさせたら申し訳ない、お詫び申し上げたい」とし、「舌足らずだった」との発言が報じられています。しかし、市民に向けての発言は特に無かったようです。
 6月1日に開会された定例会の施政方針に対する質疑の中で、20億円のムダ使いの主張について「撤回し陳謝する」とし、さらに「20億円は処理費であり、無駄ではなかった」とも答弁されたと聞いております。そうだとすれば、これまでの主張は何だったのかと思わざるを得ません。施政方針の中で、「本市において、『信頼できる市政』を確立する。」とし、「分かりやすい施政運営」や「対話と情報発信」に全力を尽くします、と述べられてもいますので、市民に分かりやすい情報の発信に期待したいものです。

さくら通信 平成23年6月6日


【寺本建雄さんは天才です】

 小金井市に本拠地を置くふるさときゃらばんで、音楽や美術等を担当し、中心的に活躍していた寺本建雄さんが、独立して「てらもと一座」を立ち上げました。そして、7月15日(金)ルネこだいらレセプションホールで午後2時と6時の2回公演でコンサートを行います。題して「個展PANコンサート」(こてんぱんこんさーと)だそうです。
 寺本さんとのお付き合いは30年くらいになります。彼は天才です。身近にある音の出るものは何でも楽器にし、演奏してしまいます。スプーンであろうとリポビタンDの空き瓶であろうとです。口笛も素晴らしいです。小学生の時、先生がリコーダーを教えたら3日目には先生を追い越し、そのまま東京都大会に出場し優勝するという逸材です。また、彼独特の絵画も素晴らしい。当日は題名にあるように個展も開かれるようです。
 先日、小平市の彼の事務所で、親しい仲間25人が集って寺本さんを励ます会を開きました。トークや楽器の演奏、そして歌と、彼のワンマンショーでした。皆で合唱したのが彼の作った「この町の土になる」でした。
 国分寺市や国立市、はたまた武蔵野市に引っ越すという、根も葉もないネガティブキャンペーンに悩む私には、『この町に生まれて この町で育って この町で暮らして この町の土になる』を合唱し、励ますつもりが励まされて帰ってきました。
 コンサートに行ってみようと思ったら、私が入場券をたくさん持っていますのでご一報下さい。3000円です。

さくら通信 平成23年6月2日


【平成23年第2回定例会開会】

 佐藤市長にとって初議会になる第2回定例会開会(6月議会)が6月1日開会されました。一般的には、3月議会で当初予算等を通したばかりなので、6月議会は他の議会と比べて比較的課題は少ないものですが、新市長最初の議会として注目されます。
 まず、施設方針です。選挙公約がどのように行政に反映されていくかが問われます。
 市長選の選挙公報では、ごみ処理、4年間で20億円のムダ使いとしたことについて、初登庁の日の記者会見では、「可燃ごみを処理してもらっている自治体に不愉快な思いをさせたら申し訳ない、お詫び申し上げたい」とし、「舌足らずだった」と報道されていますが、これで広域支援をしてくれてきた自治体が納得するのか。それとともに、市民にどのように説明するのか非常に重要です。取り繕った対応は、問題をさらに複雑にしてしまうのではないかと危惧するところです。
 また、選挙広報では非焼却、ごみ減容(HDM)システムの導入と謳っていますが、補正予算に調査委託等の予算を計上しないのはなぜなのか理解に苦しみます。

さくら通信 平成23年6月1日


【第2回大ホール音響体験会】

 小金井市少年少女合唱団、合唱団「翠」、市立第一中学校吹奏楽部、市立第二中学校ウインドアンサンブル部、及び小金井吹奏楽団GREEN’Sなど地元・音楽団体による大ホールの音響体験会が29日行われました。
 22日に第1回をスタインウェイのピアノ選定者である小山実稚恵さんにより、そのスタインウェイのお披露目をされ、満員の観客に感動を与えましたが、地元・音楽団体も素晴らしい演奏をしました。
 演奏の合間の挨拶では「待ちに待った…」とか「夢に見た…」とか喜びが溢れていました。演奏を終えた若者たちから「こんな素晴らしいホールで演奏させていただきありがとうございます」と言われました。
 いよいよ6月1日からは一般貸し出しです。小金井市の文化・芸術の拠点として、大勢の方々の活用を期待します。

さくら通信 平成23年5月31日


【鈴木阿久太郎さん逝く】

 5月30日、日華斎場で鈴木阿久太郎(あぐたろう)さんの葬儀及び告別式が行われました。阿久太郎さんは、明治36年2月9日生まれで108歳を迎えていました。小金井市はもちろん東京都でも最年長と聞いていました。
 阿久太郎さんが100歳を迎えた時、お祝いにお伺いしたことを思い出します。貫井南町で植木会社を経営する鈴木家の方々とは家族ぐるみでお付き合いをさせていただいていることから、いつも阿久太郎さんのことが気になっていました。できれば110歳、そして日本一の長寿を期待していただけに残念でした。
 会葬御礼の中には紅白饅頭が入っていました。
 阿久太郎さんさようなら。ご冥福をお祈りいたします。

さくら通信 平成23年5月31日


【常に『市民側の立場』で、について】

 5月15日付きの市報こがねいに、常に『市民側の立場』で、という見出しで、佐藤和雄市長の文章が掲載されました。市民のための市政を執行するというのは、民主主義の原点であり、市民の立場に立たない政治は有り得ないことです。行政の執行者とすれば極めて当然の話であり、あえて取り立てる程のものでもないと考えます。
 気になるのは『市民側の立場』です。市民側立場というと、その対立軸は何なのか。議会なのか、それとも行政なのか。それ以外に何かあるのか。また、市民の意見が大きく分かれた場合、どの市民の立場に立つのか。
 持続可能な社会を形成するためには、そして小金井市の将来を考えると、市民にとって心地好い話ばかりということにはなりません。時には、市民の方々にご負担や煩わせること、また、我慢していただくこともお願いしなければなりません。その時、常に『市民側の立場』で、と言われると、何をもって市民側と言うのか理解し難いものです。

さくら通信 平成23年5月30日


【市政報告会のご案内】

 稲葉孝彦 十二年間の報告と川村奈美子ピアノリサイタル

・日時…6月4日(土)午後1時30分開場、午後2時開会
(その後)市民交流センターの見学

・場所 小金井市民交流センター大ホール(武蔵小金井駅南口駅前)

・参加費 500円
主催 稲葉孝彦後援会
▼ どなたもお気軽ご参加ください

さくら通信 平成23年5月28日


【環境に優しいのは?】

 長い間乗ってきたホンダのレジェンドを、2月にトヨタのプリウスに変えた。レジェンドは車の好きだった私の育ての父が、平成2年に買ったもので、私から見ればかなりの高級車だった。15年位前、娘が田舎に遊びに行った時、帰りに乗って帰ってきて、そのまま我が家の車になったという経過がある。車を運転することの少ない私ですが、長く乗っていると愛着が湧くものです。20年を経た頃から安全のためと燃費を考え、そろそろ変えたらと家族から言われていた。
 ある日、商工会長の某氏から「稲葉さん、この車はガソリンが食いそうだね。環境に悪いんじゃない」と、痛いところを突かれた。確かに1リッターで5〜6Kmの燃費の悪さは気になっていた。結局22年間で6万数千Km乗ったレジェンドを、燃費のいいプリウスに変えることにした。
 古い車を長く使うのと、燃費のいい車に変えるのと、どちらが環境にやさしいのか。やはり燃費ですかね。
 新車の来る日に、娘が廃車になるレジェンドを磨いていたのが救いだった。

さくら通信 平成23年5月27日


【市民交流センター ピアノお披露目】

 市民交流センターの重い扉がやっと開きました。大ホール音響体験会と銘打って、スタインウェイのピアノ選定者である小山実稚恵さんにより、そのスタインウェイのお披露目が5月22日に行われました。小山実稚恵さんは申し上げるまでもなく、数々の国際ピアノコンクールに入賞するなど、人気・実力とも日本を代表するピアニストです。
 当日午後2時の開演の時間が近付くと、満員の会場は期待でいっぱいでした。私は緊張感でいっぱいでした。いよいよ開演、長い道程だったなあ、と感無量でした。
 小山実稚恵さんは、交流センター館長天羽麻里子さんに、スタインウェイを選定するに至った経過や、一点一点手作りのスタインウェイの音色の魅力について話されました。また、新しいホールは堅い感じがするものだが、このホールはソフトな感じが良い、など質問に丁寧に答えられていました。
 その後、スタインウェイの素晴らしい音色を披露されました。ショパンやリストの曲が演奏される度、万雷の拍手でした。鳴り止まぬ拍手に小山さんは再度のアンコールに応えられました。
 ミニリサイタル終了後、観客の喜びの顔を拝見し、胸が熱くなりました。課題はまだまだありますが、これまでの辛く、悩み苦しんだことが報われました。
 これからは多くの方々に活用していただきたいと思っています。

さくら通信 平成23年5月25日


【市長12年の報告会のご案内】

 小金井市長として12年間の報告会を、市民交流センターの大ホールで開催します。平成11年4月26日市長就任以来12年間、発展途上国を訪ねる夏休みを除いて、平成16年度一般会計予算が議会の議決を得られず、「民意を問う」と市長を辞職していた30数日を含めても、1日も休む事なく仕事に取り組んできました。
 この間、JR中央本線の高架事業、武蔵小金井駅南口再開発、東小金井駅北口区画整理、ごみ処理問題、そして財政再建など山積する諸問題を先送りすることなく、取り組んできました。完結したもの、まだまだ道半ばのものなど様々ですが、他市と肩を並べる所まで回復するなど、与えられた役割は果たしたとの思いです。
 市政報告会の会場となる市民交流センターは、長年にわたり市民の利用に供してきた小金井市公会堂に代わる施設で、都市再生機構の手続きの遅れから、市の取得には至っていませんが、建物はすでに完成し4月から見学の受入れ、6月からは一般の使用が開始されます。公会堂の解体以降、市民の皆様には大変不便をおかけしましたが、いよいよ文化・芸術の拠点としての使用が可能になりました。
 そこで、この会場を使用して、激動の市政12年間の報告とピアノリサイタルを開催いたします。大ホールを使用する初めての市民になりそうです。多くの方々に新しい市民交流センターを実感してほしいと思っています。ピアノ演奏は市内本町在住の友人のピアニスト川村奈美子さんに、ボランティアでスタインウェイのピアノを弾いていただきます。
 かつての公会堂は線路際にあったことから電車の音や雨音、また、空調の音が入り、演奏者や観客を悩ましてきましたが、この大ホールは現代技術を集め、音楽の鑑賞にも特に気を払って建設してきました。こうした意味でも多くの市民に味わって欲しいとの思いから今回の企画になりました。また、センターの見学もできます。多くの市民に会場に来ていただきたいと思っています。

日時 6月4日(土)午後1時30分 開場
午後2時 開会
稲葉孝彦より12年間の報告
川村奈美子ピアノリサイタル
(その後) センターの見学
場所 小金井市民交流センター大ホール
参加費 500円

さくら通信 平成23年5月24日


【ごみ処理4年間で20億円のムダ使いはあったのか】

 小金井市の燃やすごみは広域支援により他市等の施設で処理されています。その受入れに際しては地元の市長自らが施設周辺の市民に説明し、ご理解をいただくこともあり、私も同席することもありました。非常に厳しい質問やご意見をいただくことになります。ごみ処理をお願いするには、地元の理解なくしては受入れが困難であると思っています。
 また、処理費用は双方の協議によって決められます。かつての二枚橋処理場と比較して高くついているのは確かです。それは、他の施設は、起債の償還、発電や給湯などリサイクル施設や地元還元施設の充実等があるからであり、処理量に応じた負担は当然であり、法外な要求に応じてきたとの考えはありません。小金井市が新施設を建設しごみ処理すれば、その位はかかるということです。
 新市長の佐藤和雄さんの選挙公報には、稲葉市政のムダ使いとあり、ごみ処理に4年間で20億円と書かれています。20億円の論拠は何なのか。それをムダ使いだとするならば、どの様な方策を取られ、市民はどうすればいいのか。また、小金井市のごみを処理してくれている各自治体は、小金井市にムダ使いをさせているのか、はなはだ疑問です。きちんとした論拠に基づいた説明が必要ではないでしょうか。
 ごみ問題には、非常に難しい問題が内在されており、責任ある立場の人の意見表明には、事実に基づいた慎重さが必要です。特に選挙公約となれば、20億円のムダ使い解消の実現が求められることになります。

さくら通信 平成23年5月17日


【風評被害】

 5月13日昼頃、三宅島友好協会の役員で30年以上もお付き合いしている方と武蔵小金井駅北口でお会いしました。そこで「友好協会総会の出欠の回答が届いていないのですが」と言われました。私は、「出席で回答しました。案内状が事務所に届くので、回答が遅れてしまう。できれば自宅に送っていただければ」と答えると、「やはり引越されたんですか。国立だか国分寺に家を建てていて市長選挙が終えたら引越すと聞いていましたから」と。家を建てることも、引越すことも全く考えてもいないのに、事実と違った噂が広がっていたことを実感しました。何のために全く根拠のない噂が流布されるのか分かりません。
 小金井に限らず何処の市長であろうとも、近隣市に自宅を建てるなんて常識では考えられないことです。
 しかし、東日本大震災による福島第一原発の事故の風評被害を考えれば、取るに足りない話ですが。

さくら通信 平成23年5月16日


 左上にある肩書きを「前小金井市長」とし、このホームページは今後も更新してまいります。
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【トイレの神様】

 植村花菜さんの「トイレの神様」という歌が流行っています。昨年末のNHK紅白歌合戦でも歌われ、名曲「テネシーワルツ」のメロディーをアレンジしたものも聞きました。歌詞は、トイレを綺麗に掃除すれば美しくなれる、という昔からの諺が使われています。
 自宅では家事を一切しない私ですが、市役所本庁舎のトイレ掃除をした時の話です。本庁舎1階の男性用トイレの臭いが気になり、清掃を徹底するようにと何回もお願いしたのですが、これ以上薬品を強くすると便器を痛めてしまう、等の理由でなかなか改善されませんでした。
 ある日、JR中央本線の高架事業等の推進の要請に応じ、元総理の橋本龍太郎氏が来庁されました。玄関でお迎えし2階へご案内する時、「ちょっとトイレに」と言うので「2階にあります」と言うより早く入られてしまいました。トイレのこの臭いを橋龍さんはどの様に感じたか気になって仕方ありませんでした。
 その後、自分がやるしかないと決め、役所の休みの日にケイヨーD2で買ったへらと掃除用具を持って清掃に取り掛かりました。先ず、立て膝で便器に付いた尿石を便器を傷つけないようにへらで剥がすことからです。思ったより上手くいきました。施設管理の職員に気付かれないようにするため何回かに分けて作業は完了しました。

さくら通信 平成23年5月13日


【野川の水がピンチ】

 5月11日は終日雨になりました。晴天が続くと「いいお天気ですね」との挨拶になり、雨になると「生憎のお天気ですね」となりますが、晴天だけがいい天気ではなく、雨が望まれることもあるのは勿論です。
 4月中旬、私立第二中学校近くの中前橋周辺で多くの方々が野川両岸の満開の枝垂れ桜を楽しんでいましたが、下を流れる水量が少なく、心許無く思っていました。
 この数年間、野川の渇水の記憶がありませんが、今、雨が少なく、新緑の木々が水を吸い上げること等から野川の水量が減り、小金井新橋から二枚橋にかけては水が途切れています。
 小金井市の売りでもある野川が渇水するのは非常に辛いものです。国分寺市側からは流れてきており、二枚橋下流の三鷹市、調布市は水量があるのに小金井市域が渇水するのが分からない。現在、粘土張り工事も行われていますが、雨水浸透マスに熱心に取り組んでいる小金井市なのに皮肉な結果です。被害が出ない程度の降雨を期待します。


さくら通信 平成23年5月12日

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