職員の皆さんおはようございます。市長の稲葉です。
小金井市の夏の風物詩のひとつである小金井阿波おどり大会も大盛況のうちに終了しました。
本年は、消防署との合同により、100名を超える「市役所連」による参加となりました。踊り、鳴り物、裏方、応援と大勢の職員が、この大会を盛り上げ役割を果たしてくれました。
また、多忙な中、週2回、勤務時間後の午後6時からとはいえ練習に参加者を送りだしてくれた各職場の協力にも感謝申し上げます。
大勢の参加者から溢れる活気を感じるとともに、若手を中心に市役所が一体となって行動することの素晴らしさを実感しました。今後の仕事にいかしていければと思っています。
さて、今日は、可燃ごみの新処理施設について報告します。
小金井市の最重要課題である安定的な可燃ごみ処理体制の確立については、日野市のごみ処理の広域化を進めるとの方針の下、日野市、国分寺市とともに共同処理について協議を進めてきました。そして「日野市クリーンセンター周辺住民の理解を得て、新施設の建設を共同で進める」とした覚書を添付し、循環型社会形成推進地域計画を、都を通じて国に提出しました。その内容は、現在の日野市クリーンセンター敷地内に、3市による新焼却施設を建設するというものです。
6月8日、9日には、日野市クリーンセンター周辺地域の皆様に、日野市、国分寺市、小金井市の3市長による可燃ごみの共同処理に向けての説明会が開かれました。説明会は、大変な緊張感が漂う中で行われ、その内容は、小金井市に対し、終始厳しい質問や意見・要望の連続でした。
小金井市は、平成19年3月に二枚橋焼却場の炉を停止して以降、市内から出る可燃ごみの全量を多摩地域の各団体の処理施設で処理していただいており、日野市クリーンセンターにおいても、継続してご支援をいただいています。
そのような状況にもかかわらず、小金井市は、近隣市等との信頼関係を失い、可燃ごみの収集が滞りかねない状態に陥るなど、多摩地域の皆様に大変なご迷惑・ご心配をおかけしてしまいました。
この間、私たちは失われた信頼を回復するとともに、安定的な可燃ごみ処理体制を確立するため、市民・市議会・行政が一体となり取り組んできました。
その結果が、3市による可燃ごみの広域化の推進へとつながりました。
今後とも私たちは、日野市の皆様に感謝するとともに、日野市クリーンセンター周辺地域にお住まいの皆様に何ができるかを考えていかなければなりません。そして、小金井市が果たすべき役割や責任を誠実に果たしてまいります。
また、国分寺市に対しましては、2市での共同処理が進捗しなかったことに対し、おわびをしなければなりません。
今後とも、多摩地域の一員として信頼される小金井市をめざし、市民の皆さんとともに力を合わせて頑張ってまいります。以上です。
次はお願いです。
9月下旬から、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)が開催されます。54年ぶりの東京都における開催であり、ご存じのとおり、小金井市では、弓道競技とバスケットボール競技が行われます。
開催にあたり、温かく心のこもった“おもてなし”により、全国から小金井市を訪れる選手や関係者の方、観客の皆さんをお迎えし、思い出に残る大会とするため、市報や市ホームページ等を通じて、市民ボランティアを募集し、約120名の応募いただき大変感謝しております。
充実した大会にするためには、さらに多くの協力が必要であり、職員の皆さんにも、ボランティアでの協力をお願いします。ボランティア休暇の活用など、詳しくは、C-naviのお知らせを見て確認してください。
ひとりでも多くの職員がこの大会へのボランティアでの参加を期待しています。一緒に汗を流し思い出の大会にしようではありませんか。
最後になりますが、暑い日が続きますが、体調管理に留意するとともに、効率的に夏期休暇を取り、リフレッシュして仕事に取り組むようお願いします。
以上です。