小金井市議会議員選挙

 

3月17日告示された小金井市議会選挙の投開票が24日に行われました。

これは、今後4年間の市政の方向を定める重要な選挙で、24人の定数に35人が立候補するという、かつて無い激戦となりました。結果は、現職22人の立候補に17人が当選、新人10人に5人、元職3人に2人が当選となりました。しかし、それに反し投票率は4年前を約3ポイント下回る43.97%と50%にも満たない低調な投票率でした。

選挙は非情との思いです。昨日まで立場は異にするとしても、小金井市のためにと議論してきた現職の議員5人が落選したことです。幸い、私の応援した11人の候補者すべてが当選したのは幸いでした。私は、多忙な公務の合間を縫い、昼食も飛ばしてできるだけの応援をさせていただきました。

争点と思われたごみ問題も、3月13日に日野市、国分寺市との3市による共同処理に一定の方向性が示されたとともあり争点にはならず、国政の反映とも思われる、自民の増、民主、社民の減となりました。

新しい議会構成の中で、引き続きごみ処理問題、庁舎問題、街づくり、災害対策、子育てや高齢者対策など、山積する課題解決に努めてまいります。

小金井市議選の得票

小金井市議選の得票

臨時会市長就任あいさつ

12月27日(火)に、市議会臨時会にて以下の内容の市長就任あいさつをいたしました。

「私は、去る12月18日に行われました小金井市長選挙におきまして、市民の皆様方からのご信任をいただき、再び市民の代表として市政運営の舵取りを任せていただくこととなりました。本日は、選挙後最初の市議会臨時会の開会に当たりまして、今後の市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、市民の皆様並びに市議会議員各位のご理解とご協力を賜りたいと考えております。

私は市長選挙において「とり戻そう信頼の小金井を」と訴えてまいりました。この8か月にわたる小金井市政の混乱を目の当たりにして、今、求められているのは、市政の安定、信頼の回復であると考えます。議会と市民の皆様と共に、その役割と責任を分かち合い、信頼の「絆」で市政を前進させる決意です。

そこでまず、市政の最重要課題であるごみ処理問題についてです。

可燃ごみ処理の広域支援にご理解とご協力をいただいております多くの団体の関係者の皆様並びに施設周辺にお住まいの皆様方に、この場をお借りして、心から深く感謝申し上げます。

ごみ処理問題に関しては、これまでの経験や、培ってきた近隣市等との信頼関係を可能な限りいかし、不退転の決意で課題解決に取り組んでまいります。二枚橋焼却場跡地の活用を基本としながら、一部事務組合への加入も含め、あらゆる方策を検討し、平成24年度末までに実現可能な方針をお示ししてまいります。

改めて申し上げるまでもありませんが、過日の市長選挙では、ごみ問題の解決のほかにも、多くのお約束をしました。これら1つ1つに責任を持って対応してまいります。

小金井は素晴らしいまちです。地域のポテンシャルと市民の意識は高く、信頼によって力を合わせれば、ごみ問題を初めとする課題は必ずや解決できるものと確信しております。私の市政に対する熱い情熱はいささかも変わることはありません。これからも私心を捨てて、早期の課題解決に取り組み、「信頼の小金井」を議会と市民の皆様と一緒になってつくり、明るいニュースを発信してまいります。市民の皆様並びに市議会議員各位におかれましては、市政発展のため、今後ともより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の就任の挨拶とさせていただきます。 」

(2011年12月27日)