さくら通信

ゴミ拾い(その1 )
星野哲郎の空き缶拾い

私の選挙や政治活動を支えてくれた作詞家・星野哲郎(有近 哲郎)氏は、夜明け前の暗い時間に梶野町の自宅を出られて、小金井公園で空き缶拾いをされていました。

荒天の時、奥様から「今日はやめたらと言われると、ムキになって出かけるんだよ」と笑って話していました。

その日に拾った空き缶の数と、それまでの合計を記入した手帳は、細かい数字でびっしりでした。また、節目の数になると連絡をいただいていました。

星野さんには、小金井市の教育委員も務めていただきました。

平成9年12月定例会での任命には退席9議員で、他は全員が賛成だったのが、平成13年12月議会では、賛成14反対7退席2で同意されましたが 、7人の反対はショックで、星野さんは教育委員を辞退したいと伝えてきました。

市役所近くの星野哲郎事務所で話しあったが翻意に至らず、数日後に手紙が届き「 私にも名誉も誇りもある。あなたに頼まれると断りにくいので、これ以上説得しないでほしい」という内容の手書きの手紙が届きました。

いかに粘り強い私も諦めざるを得ませんでした。

その後、星野さんは蟹工船も作詞しているんですね、の声もあったが後の祭りです。

腹の中で「みだれ髪などを歌うなよ」と言っていました。

星野さんは、小金井市最初の名誉市民てす。