管理職全員が徴税吏員に
平成13年5月7日から18日まで、市税及び国民健康保険税の未納者の方に対する管理職者による、納税促進行動を実施しました。
これはあまりにも厳しい財政状況を職員にも実感してもらうのと、納税者である市民の生の声を聞いて、それを仕事に活かしてもらうためでした。
管理職全員に徴税行動マニュアルを使って研修を行い、 徴税吏員の辞令を一般職と重複して交付し、土、日を含め12日間の行動に入りました 。
納税額が特に多い場合や問題を抱え困難な場合は、私が納税課長と尋ねることにしました。
新聞やテレビなどマスコミの報道もあったことから、失念した方はすぐに納付されました。
納税額の多い方は私の知る人が多く、私に来られたら困るということで、すぐに納めるから来なくていいという電話も貰いました 。
小金井警察からは面倒なところに私が行くことに警告が入りました。
それは、反社勢力等々とのトラブルなどの例を挙げて説得されましたが、私が先頭に立たなければ職員の士気が萎えると言って決行しました。
職員は2人一組で32組が一斉に街に出ました。
個別訪問による納税は多くはなかったですが、後日窓口に来られた方や郵便局で、大勢の方々に納付していただきました。
納税促進行動の期間は勿論その後も当分の間、自宅と市役所の往復で寄り道は徴収と見られるのでできませんでした。