さくら通信

小金井消防団の出初式   

新年恒例の小金井市消防団の出初式が、1月12日午前10時から武蔵小金井駅南口交通広場で、大勢の市民が見守る中で盛大に行われました。

団員は生業を持つ傍ら、「自分たちの町は自分たちが守る」という 郷土愛の精神から、地域防災の中核として常備消防の消防署と連携を取りながら、市民の生命、財産を守るため、ボランティアで頑張っています。

火災は冬の真夜中に発生することが多く、枕元の無線やサイレンで火災発生が知らされると、団員は詰所の消防車で火災現場に行き、消火活動を行います。

消化活動は危険も伴うため、厳しい訓練も必要とされています。

消防団員、そして団員を支えるご家族や地域の方々にも感謝です。

公職に着いた私は、消防団員の経験のないのがハンディでした。

そのため、議員の時は市の東北部を中心に、火災が発生した時は何か役立つことがあるか、現場へ行きました。

市長になってからは市内全域でボヤであっても、火災が発生した場合、私は100% 現場に行ったと認識しています。

それは、団員を激励するためと感謝を伝えるためでした。

私は、消防団員の活動を理解していただくことに腐心しました。

そのため、市営グランドで行われていた出初式に、市民や団員の家族に見てほしいと呼びかけましたが、なかなか果たせませんでした。

そこで、再開発で整備された武蔵小金井駅南口で行うことを検討しました。

交通広場を使うため、バスやタクシー会社や利用者のご理解をいただく困難が伴いましたが、職員の努力が実りました。

条件が整ったことから、平成25年1月からの出初式は、武蔵小金井駅南口の交通広場に移動しました。

操練や通常点検には狭いのと日陰になる悩みはありますが、今回12回目となり、団員のご家族を始め、1000人を超える多くの市民に見てもらうことができ、大成功だったと思っています。

団員には健康に留意し、「安全で安心の小金井市」のため、頑張っていただきたいと思っています。