走り続けた16年(9)

健康で日常生活に制限もなく、人の手を借りずに自分で自分のことのできる年齢を健康寿命といい、男性は平均70歳、女性は74歳位といわれています。

私も高齢者の仲間入りをした6年位前からこれに拘(こだわ)るようになりました。健康寿命を延ばすためには、新鮮な空気を吸い散歩やラジオ体操など適度な運動、バランスの良い食事、そして、社会参加による仲間作りが重要です。健康を損なうことは本人の辛さは勿論、家族の負担も大きくなり、医療費の増加も招きます。

健康は何ものにも勝る宝物です。皆さん、ご自身の健康を大切にしましょう。

私は現在71歳で健康寿命の平均を超えましたが極めて元気です。これをどこまで延ばせるか、ウオーキングや社会参加で自ら試しています。皆さん健康寿命を延ばし、健康長寿をエンジョイしようではありませんか。

【第21回ウオーキングフェスタ東京】小金井公園で4月30日、5月1日開催

平成17年12月、日本ウオーキング協会と武蔵野市から都立小金井公園をメイン会場として、小金井市が「第11回東京国際スリーデーマーチ」の開催を、との要請がありました。これは、全国からウオーカーが集まり清流と新緑あふれる多摩・武蔵野地域をウオーキングするというものです。第1回から都立武蔵野中央公園で行われていましたが、参加者が増えたことから会場が手狭になり、市民や参加者から苦情や要望が続出し運営が難しくなったことによるもので、約8倍の広さの小金井公園での開催を考えたのです。

本市で初めてとなる「第11回大会」は手探りではありましたが、ウオーキング協会や多くの市民、職員の協力で無事目的を達成することができました。

また、特別企画は報道写真家「石川文洋写真展」で、65歳の時、北海道北端の宗谷岬から沖縄の那覇まで3300キロを歩いた時に撮った写真展でした。

石川氏はベトナム戦争の従軍写真家としても著名な方です。石川氏とは40年前、東南アジアから世界一周無銭旅行に出発する彼と、鹿児島から復帰前の沖縄への船の中で偶然に隣り合わせになりました。翌年は大学を休学して世界一周無銭旅行を計画していた私にとって素晴らしい出会いでした。

世界のどこかで再会をと約束しましたが、私がアメリカを中心にしたため果たせませんでした。しかし、40年振りの再会を小金井公園のイベントのステージ上で果たすことができました。

名称等は変わりましたが本年も小金井公園をメイン会場に4月30日、5月1日に行われます。私も両日20キロメートルを歩きます。皆さんも参加されてはいかがですか

【小金井チャレンジデー2016】

老若男女市民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー」が今年も5月25日(水)に実施されます。

これは、運動する機会の少ない方々に、健康維持・増進のためこれを契機に少しでも運動を習慣にしていただくことを目的に始めました。そして、人口が同程度の市と市内で15分以上運動した人数(参加率)を競うものです。今回3回目での相手は秋田県の大仙市です。過去2連敗してますのでそろそろ勝利をと思ってます。