さくら通信

鮮やかな高市早苗総理のデビュー

自民党の総裁選挙は、大方の予想に反して高市早苗氏が選ばれました。

少数与党での厳しさの中で公明党が連立から離脱を決定し、26年間続いてた自公連立政権に終止符が打たれました。

一方、野党は基本政策の違いから連立できず、高市総裁は政策の近い日本維新の会の協力で総理大臣指名選挙に勝利し、初の女性総理大臣の誕生となりました。

就任早々の高市総理には外交日程が詰まっており、トランプ大統領とのトップ会談も無難にこなし、続いて韓国でのAPECに参加し、韓国の李在明大統領や中国の習近平国家主席や各国との首脳会談も無難にこなし、文句のつけようのない最高のデビューとなりました。

世論調査でも高い支持率が示されています。

総裁選挙で、私は高市氏に投票していませんが期待はしています。

順調な滑り出しですが、党の要職や政府の副大臣や政務官に、裏金に関与した議員を起用したのは理解できません。

もう1回の選挙を経るべきでした。

高市総理には、国民感情に敏感であってほしいと思っています。

また、女性の社会進出にも期待したいものです。

さくら通信

自民党新総裁に高市早苗氏

10月4日に行われた自民党総裁選挙は、事前の予想を覆し、高市早苗氏が決戦投票で小泉進次郎氏を抑え当選を果たしました。

総裁選挙には5人が立候補し、決戦投票になり、マスコミは各種の取材の結果で小泉進次郎氏の勝利を予想していました。

しかし、議員においても党員投票においても、高市氏が勝利しました。

選挙戦では、麻生派や旧派閥の力が働いたのかもしれませんが、党員票で圧勝したのは見事で、議員もこれを意識した行動となったと思います。

高市総裁は党役員の人事に入り、それを決定しました。

その結果は麻生太郎氏の意を対し、自らを支援したものに重きを置いた人事と思われるのは残念です。

衆院選、都議選、そして参院選自民党惨敗の原因は、「政治とカネ」の問題にありました。

国民は、この問題が解消されたと思っていません。

そこに、幹事長代行に萩生田光一氏を起用したことは理解できません。

萩生田氏は安倍派の幹部として、政治資金規正法違反事件で1年間の党の役職停止処分を受けました。

また、本年8月には政策秘書が、罰金などの略式命令を受けています。

それを敢えてここで起用したのは理解に苦しみます。

解党的出直しを宣言した自民党初の女性総裁には、「自民党ぶっ壊す」と宣言して総理総裁になった小泉純一郎元総理のように、外部の圧力を排除した組閣人事に期待したいものです。

また、高市総裁が尊敬するというイギリス初の女性首相マーガレット・サッチャーの精神で、日本の課題解決と自民党の建て直しに期待します。

さくら通信

自民党総裁選挙

自民党の総裁選挙が行われており、連日報道機関を賑わせています。

衆・参両院での少数与党といえども、自民党の総裁が総理大臣になることが決定的であり、いわば総理を選ぶ選挙でもあります。

私も党員票の一票を持つ立場で選挙戦を見てきましたが、皆さん独自色を隠し、金太郎飴の安全運転で面白みのない選挙戦です。

私は政治と金の問題に注目しましたが、皆さん収支報告書不記載問題の議員に対しては、党の処分も受けており、選挙の洗礼も受けている、一度の過ちが一生ついて回ることでもない。と言われ、「人事は適材適所」と異口同音の発言で、判断に迷っています。

これは議員票欲しさからの発言と思われ、適材適所の判断に、裏金議員の扱いが隠されているものと判断しています。

選挙後の政府や党の主要ポスト、裏金議員が起用されたら自民党は終わりです。

政治家が金で問題を起こしたら、金額の多寡にかかわらず、それは一発でアウトなのです。

さくら通信

自民党総裁選告示

9月22日、自民党の総裁選が告示され5人が立候補しました。

石破総理、総裁が辞任を表面して以来、次の総裁候補が話題を独占してきましたが、いよいよ選挙戦です。

市民の方々から「稲葉さんはどなたに入れますか」と聞かれます。

候補者は、賛否の分かれる政治信条や政策は、批判を恐れてか丸めているのは残念です。

これは選挙戦の中で、次第に明らかになっていくものと思います。

私は自民党の衆・参、都議選惨敗の原因は、収支報告書の不記載問題「政治とカネ」の問題にあると思います。

そういう意味で、いわゆる裏金問題に厳しく対応する候補者に、1票を投じたいと思います。

さくら通信

自民党総裁選の前倒しを

自民党が参院選でも惨敗し、与党は衆参で過半数割れとなりました。

本来であれば、下野して野党に政権を渡すべきです。

しかし、野党に政権担当能力がないのと、平成21年からの3年間の民主党政権の混乱から、そのような動きが見えないのは残念です。

小選挙区制の導入で、2大政党による政権のキャッチボールが期待されましたが、多党化は想定外でした。

参院選の石破総裁の必達目標は、与党で過半数でした。

この目標は、改選16議席減を容認しており考えられません。

全員当選と言わないまでも、最低でも現状維持でしょう。

その低い目標ですら達成できなかったことに、誰も責任を取る人がいないのは理解できません。

権力を手放せず、理由をつけてしがみついているように見えるのは残念です。

もし石破総裁が、1 議員であれば「執行部は全員辞任すべきだ」と言っていたのではないでしょうか。

踏み絵をさせる記名式はいかがかと思いますが、総裁選の前倒しに期待したいものです。