平成26年7月2日 市長による職員向け庁内放送

 

市長の稲葉です。

まず、お知らせいたします。本日は、一斉退庁日です。ワーク・ライフ・バランスの充実を図るため、計画的に業務を進め、定時に退庁しましょう。

さて、今日は職員の人材育成についてお話しさせていただきます。

市民の期待に応え、高度化・複雑化する行政課題に対し、限られた財源を有効に活用し、かつ少数精鋭により最大の効果を上げるべく効果的・効率的な行政運営が求められています。このような要請に応えるためには、職員の皆さん一人ひとりのスキルアップが必要です。

そのためには、市政を担うすべての職員が、この分権時代を、情熱と高い志を持って、今まで以上に職員自らが自己能力を高め、「有言実行」で持てる力を十分に発揮し、失敗を恐れず果敢にチャレンジする職員であって欲しいと思います。また、職員の仕事に対する意欲を活かし、本市の抱える行政課題に的確に対処しつつ、危機的な財政状況を打開するような一騎当千の人材を育てていく、言い換えれば、そのような人材が育つような仕組みづくりが組織にとって大変重要であり、市政推進の要であると考えます。

そこで、平成19年度に小金井市人材育成基本方針を策定し、小金井市が求める職員の育成のために、「意欲を高める人事制度づくり」「人を育てる職場環境づくり」「実践的な職員研修制度づくり」を進めることとしました。また、計画期間を平成21年度から25年度までとする小金井市人材育成基本方針実施計画を策定し、人材育成に係る各種取組を推進した結果、人事制度改革は一定の取組成果があったところです。しかし、その一方で、平成24年度の「小金井市行政診断報告書」において、喫緊の課題である行財政改革や、市政課題に対する理解の不足、取組不足がアンケート結果として挙げられており、更なる人材育成の取り組みが必要です。

そこで、実施計画の終了を機に、新たに第2次小金井市人材育成基本方針を策定しました。人材育成に関する基本的な考え方を示すとともに、これまでの人材育成の取組状況等を踏まえ、平成30年度までの人材育成における具体的な取組を盛り込んだものとなっています。

先週、全職員に対し、この第2次小金井市人材育成基本方針を配布しております。小金井市の職員全員が理解し、実践しなければならないものですので、職員の皆さんは、まず熟読し内容の理解に努めていただきたいと思います。

人こそが組織運営にとって最も重要な財産です。今後、職員の皆さんには、この人材育成基本方針に基づき自己研鑽に努めてください。当市の職員としての誇りを持ち、市民の喜びを自らの喜びとし、いきいきと輝いてほしいと思います。そして、第4次小金井市基本構想における将来像「みどりが萌える・子どもが育つ・きずなを結ぶ 小金井市」の実現に向け、共に力を合わせて頑張りましょう。

明日の小金井を、あなたのチカラで築くのです。

繰り返しになりますが、本日は、一斉退庁日です。ワーク・ライフ・バランスの充実を図るため、計画的に業務を進め、定時に退庁しましょう。

以上です。

平成25年6月3日 市長による職員向け庁内放送

 

職員の皆さんおはようございます。市長の稲葉です。

6月も3日となり、先週には例年よりも早く梅雨入りしましたが、木々の緑がいっそう深まり雨の中のアジサイが美しい季節となっています。

今日からは、平成25年第2回市議会定例会が開会されます。新たな議会構成による初の定例議会になりますが、よろしくお願いします。

さて、本市は、景気の低迷や社会保障費の急激な増加等により、非常に厳しい危機的な財政状況に至っていることは、皆さんも既にご承知のとおりです。

そのため、平成25年度予算は、財源補完をこれ以上継続することは困難であることから、財政規律を緩めることなく歳出・歳入の一体的な改革によりこの難局の打開を目指し、実施計画に掲載された政策的経費を含む全ての事務事業について、例外なく抜本的に見直し、これまで以上に徹底したコスト意識のもと、財政調整基金の取り崩しや、臨時財政対策債の発行、繰越金の活用など、全ての行政経営資源を活用して、ぎりぎりのところで何とか市民サービスを維持しています。

しかし、危機的な財政状況の中でも最重要課題であるごみ処理問題、「施設白書」においても明らかとなった公共施設の計画的整備や武蔵小金井・東小金井の両駅を中心としたまちづくり、東日本大震災を教訓とした減災対策等、多額の財源を必要とする重要課題が山積しています。これら重要課題に着実に対応し、将来への責任を果たしていかねばなりません。

小金井市は、今、大変困難な課題に直面しています。しかし、市政の後退はもちろん、停滞も決して許されるものではありません。

市民サービスの向上を進めるためには、これまで以上に徹底した行財政改革を進め、行政診断報告書で明らかになった課題の解決や第3次行財政改革大綱に定められた実施項目を確実に実現する必要があります。

今定例会では、5つの小学校での給食調理業務の民間委託に向けた補正予算を提案しました。この間、関係する職員が最大限の努力を重ねてきた成果だと考えており、この課題に対しては全庁一丸となって乗り越えて行かなければなりません。

今、職員一人ひとりの力を必要としています。

行財政改革は手段であり、目的ではなく、その目指すところは市民サービスの向上です。

職員の皆さんには、市の業務の全てが、市民の皆さんからお預かりした貴重な税金によって成り立っていることを肝に銘じ、一人ひとりが「事業の目的は何なのか」「他に方法はないのか」「収入を増やせないか」といったさらなる徹底的なコスト意識のもとで、これまで以上の自覚と責任を持って仕事に取り組んでください。

共に小金井を元気にしていきましょう。時節柄、身体には気をつけてください。皆さんの頑張りに期待しています。

 

鉄道は高架化か、地下化か?

 

昨年12月2日の読売歌壇に、

“空澄みて風優しかる秋の午後勿体なくも地下鉄に乗る”

の短歌が掲載されており、その「評」には、心地よい秋の午後。ずっと地上にいたいのに地下鉄で移動しなければならない。人間は無駄なことばかりしている。「勿体なくも」から自然界への敬意が伝わる。とありました。

小平市の市制50周年記念式典が昨年10月に行われた際、近隣の市議会議長さんたちと話す機会がありました。その時、鉄道は高架がいいのか、地下がいいかの話しになり、私は、高架線は目障りであり、騒音や日照などを考えると地下化がいいのではないか。その上、帯状の空地も生まれるので、と話しました。

しかし、反応は意外でした。電車に乗った時、暗いトンネルをただ目的地に向かうのは味気ないが、高架は外の景色を楽しみながら進めるし、次の駅で降りてみようかと考えることにもなる。また、電車が走ることで街に動きが感じられる。中央線の場合は電車の名前や行き先を考えるのも楽しいのではないか、ということでした。

当時の事業費等を考えれば地下化の実現は無理との考えでいた私には、目から鱗が落ちる思いでした。線路際に住む私には、高架化に伴って騒音も大幅に減少したことも実感しています。

車窓から街の風景や季節の移り変わりを楽しんでもらったり、子どもたちにも電車から夢を与えられればと思っています。

小金井を通過する乗客に、小金井で降りてみたくなるまちづくりを進めていきます。