さくら通信

市長専用車について

一般的に市役所で一番の高給取りは、市長車の運転手と言われています。

小金井警察からは警備の都合で市長車に乗るように言われましたが、市長在任の16年間、市役所と自宅の間に市長車を使うことは一度もなく、ゴミを拾いながら歩き通しました。

私が市長に就任時、市役所には市長と議会に2台の国産の高級車がありました 。

私の最初となる平成12年度予算編成に、市長車と議会車の買い替えの提案がありました。

市の基準で10年間で買い換えるのですが、私は2台の2人の運転士が定年間近であることから、この機に民間委託を考えていたので、車の買替え予算は見送りました。

平成15年度から議会車の運行を委託し、委託料は522万9000円でした。

また、市長車は平成16年度から導入し、委託料は577万 0800円で、2台の車の委託料は1人の運転手の給与でまかなえるものでした。

委託車には黒以外のワンボックスカーを希望しましたが、乗せられた車は国産の黒色セダンの高級車でした。

業者からは後の活用も考えての選択ということでした。

その結果、運転手と車はもちろん、車検、保険、ガソリン、高速料金、宿泊出張の運転手の宿泊料金も委託契約に入り、その効果は抜群でした。